Fragrant Caudex Series 02 / Myrrh(ミルラ)

¥2,300 ($14.57)
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Item Details

商品詳細

古来より“大地の至宝”と称されてきたミルラ(没薬)。
中でも、アラビア半島の厳しい乾燥地帯が広がるイエメンで採取される天然樹脂は、濃厚な芳香と深い色艶を兼ね備えた最高級の品質として知られています。
本商品は、イエメンの野生の樹木Commiphora myrrhaから採集された選りすぐりの天然樹脂。
赤褐色に輝く美しい粒と、ほろ苦さの中に微かな甘みを感じさせる、スモーキーで神秘的な香りが特徴です。
古代の儀式や遠い旅路の記憶を受け継ぎながら、現代の静寂なひとときや、深い瞑想の空間づくりへ。

[Fragrant Caudex Series]
近年園芸植物として注目されている"コーデックス"と呼ばれる塊根植物。その中でもボスウェリア属やコミフォラ属、ブルセラ属などのカンラン科の灌木は、荒れた幹肌に独特な枝ぶりで盆栽のような雰囲気があり、大変人気の植物です。
これらのカンラン科の樹木は樹液に香り成分を含み、香木として古代から交易品や宗教儀式などに活用されてきた歴史があります。
Fragrant Caudex Seriesでは「香り×植物」をテーマに、植物の栽培とはまた違った楽しみ方を提案しています。普段育てている植物や副産物には歴史的な背景があり、我々の生活と深く関わっていることを知るきっかけになって欲しいと考えています。

■ サイズ
・内容量: 20g
・梱包サイズ: 60mm x 60mm x 25mm

■ 生産国
・イエメン産

■ 取り扱いに関する注意事項
・天然樹脂なので薬品や人工的な物質は一切含まれておりませんが、万が一使用中に気分が悪くなった場合はすぐに使用を中止し、医師へご相談ください。
・直射日光を避け、湿気の少ない冷暗所に保管してください

・樹液が固まった状態のものを採集するので、粒の大きさにバラつきがあります。
・炭などで加熱する際は火の取り扱いにはくれぐれもご注意ください。

ミルラ(没薬)とは

ミルラ(没薬)は、カンラン科の樹木「コミフォラ(Commiphora)」の樹皮から染み出す樹脂を乾燥させた天然素材です。
主にイエメンやエチオピアなどの乾燥した岩場に自生し、火で焚くと、大地を思わせる重厚でスパイシーなウッディの香りが立ち上がります。
香料・宗教儀式・防腐剤・生薬など、人類史においてフランキンセンスと並び、最も古くから珍重されてきた“聖なる芳香樹脂”のひとつです。

ミルラは、古代からその強力な防腐・殺菌作用により、極めて重要な役割を果たしてきました。
特に古代エジプトでは、ミイラ作りに欠かせない防腐剤として使用されたことから、その名(没薬)が付けられたとも言われています。また、太陽神ラーへ捧げる香料としても愛用されてきました。
その香りは「静寂」や「内省」を象徴し、精神を深く落ち着かせるものとして扱われていたのです。
ミルラもまた、古代の非常に高価な交易品でした。
「香料の道」と呼ばれた交易路を通じて、アラビア半島から世界各地へ運ばれました。その価値は非常に高く、かつては同じ重さの金と取引されるほど貴重な時代もあり、イエメンはその重要な供給地として栄華を極めました。

また、キリスト教において新約聖書の「マタイによる福音書」に記された、イエス・キリスト誕生時の贈り物です。東方の三賢者が幼子イエスに捧げたのは、黄金、乳香(フランキンセンス)、没薬(ミルラ)でした。

これらにはそれぞれ神学的な意味が込められています。

黄金: 地上の「王」としての権威
乳香: 「神」としての神聖さ(祈りの象徴)
没薬: 救世主の「死」と葬り(人間性の象徴)

ミルラの楽しみ方

ミルラの香りを楽しむ方法はいくつかありますが、樹脂が持つ複雑で奥深い芳香をじっくりと引き出すことができ、見た目的にも美しい“空薫(そらだき)”をおすすめします。

空薫とは、香木や樹脂を直接燃やすのではなく、炭の熱で温めて香りを立たせる伝統的な焚き方です。
ミルラの持つビターで重厚な香りを、最も純粋に、そして穏やかに楽しめる方法とされています。

[用意するもの]
・ミルラ(没薬)樹脂
・香炉(耐熱容器)
・香炉灰 または 砂
・インセンス用炭(チャコール)
・ピンセット or トング
・ライター/マッチ

[手順]
① 香炉を準備する
香炉の中に灰または砂を入れ、炭を置く土台を作ります。
熱が直接容器に伝わらないようにするための工程です。

② 炭に火をつける
インセンス炭の角に火をつけ、全体が白くなるまでしっかり着火させます。
煙が落ち着き、赤く熱を帯びた状態になればOK。

③ 樹脂をのせる
炭の上にミルラの粒を1粒のせます。
数秒〜数十秒で樹脂がじわじわと温まり、重厚な白い煙とともに香りが広がります。

※画像はフランキンセンス

④ 香りを調整する
強い → 粒を小さくする/灰をかぶせて温度を下げる/炭から遠ざける
弱い → 粒を追加/炭を新しくする

[安全ポイント]
必ず耐熱容器を使用し、火の近くを離れない。
使用後の炭は完全に消火します。
必ず換気しながら行い、気分が悪くなったら使用を直ちに中止し医療機関へ受診してください。

[炭を使わない簡易方法]
・アロマウォーマーで温める
・電気香炉を使う
・アルミ皿を敷いて直火を弱める
煙を抑えながら、ミルラ特有のビターな甘みを楽しみたい場合に向いています。

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