Item Details
商品詳細
インドネシア・スマトラ島を中心とする熱帯の森で育つ、エゴノキ科の樹木「Styrax benzoin」から採取される天然樹脂です。
甘く濃厚でありながら、どこかスパイシーでウッディ。
焚くことで立ち上がる、温かみのあるバルサミックな香りが特徴です。
本商品は、スマトラベンゾインの天然樹脂をそのままお楽しみいただけるもの。
古くから東南アジアで受け継がれてきた香りを、日々のリラックスタイムや空間づくりに。
[Fragrant Caudex Series]
Fragrant Caudex Seriesとは「香り×植物」をテーマに、香り成分を含む植物から採取された樹脂または木材そのものを、採集される背景や利用されてきた歴史などを含めてSynonymが厳選し、紹介していくシリーズです。
これらの商品を通じて普段育てている植物や副産物には歴史的な背景があり、多くの人々に利用されながら我々の生活と深く関わっていることを知るきっかけになって欲しいと考えています。
■ サイズ
・内容量: 15g
・梱包サイズ: 60mm x 60mm x 25mm
■ 生産国
・インドネシア・スマトラ産
■ 取り扱いに関する注意事項
・天然樹脂なので薬品や人工的な物質は一切含まれておりませんが、万が一使用中に気分が悪くなった場合はすぐに使用を中止し、医師へご相談ください。
・直射日光を避け、湿気の少ない冷暗所に保管してください
・樹液が固まった状態のものを採集するので、粒の大きさにバラつきがあります。
・炭などで加熱する際は火の取り扱いにはくれぐれもご注意ください。
ベンゾインとは
ベンゾインは、東南アジアに自生するエゴノキ科の樹木"Styrax"属から採取される天然樹脂です。
樹木の幹に傷をつけることで樹脂が分泌され、時間をかけて固まったものを採取します。
採取されたばかりの樹脂は柔らかく、時間の経過とともに乾燥して固まり、特徴的な淡い色から褐色の樹脂へと変化していきます。
ベンゾイン/安息香という名前から、何か特別な香料のように感じるかもしれませんが、その正体は、森の中で樹木自身が生み出した天然の樹脂。
その一粒の中には、熱帯の森と、そこに暮らす人々の長い歴史が詰まっています。
甘く、温かく、どこかスパイシーな香り
ベンゾインは主にスマトラ島でStyrax benzoinから採取される"スマトラベンゾイン"と、ベトナムやタイでStyrax tonkinensisから採取される"シャムベンゾイン"があります。
それぞれのベンゾインで香りの特徴が違い、スマトラベンゾインは、甘さを感じさせる濃厚な香りに、バルサミックな深みと、わずかなスパイシーさ。
対するシャムベンゾインは、バニラのような柔らかな甘さを感じる香りです。
今回Synonymでご用意するのはスマトラベンゾインは、焚き始めると、まず甘く温かな香りが広がり、時間が経つにつれてウッディで落ち着いたニュアンスが感じられます。
フランキンセンスのような透明感のある香りとはまた違い、ベンゾインはより「濃厚で、丸みのある香り」。香りに包まれるような感覚を楽しみたいときにおすすめです。
Photo: RahmadHimawan Photography / Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)
古くから人々に使われてきた「安息香」
古くから人々に使われてきたベンゾイン。日本では「安息香」の名で親しまれています。
安息香は、非常に古い時代から東南アジアと世界をつないできた天然素材のひとつです。
スマトラ島で採取された安息香は、長い年月をかけて交易によって周辺地域へ運ばれ、さらに中国や中東、ヨーロッパへと広がっていきました。
記録によれば、安息香の交易は1000年以上前から行われていたとされ、香料や薫香、薬用素材など、さまざまな用途で利用されてきました。
特に東南アジアでは、宗教的な儀式や日常の香りとしても使われてきた歴史があります。
煙とともに甘く濃厚な香りが立ち上る安息香は、古くから人々の暮らしの中に存在していたのです。
ベンゾインの楽しみ方
ベンゾインの香りを楽しむ方法はいくつかありますが、温度や燃焼時間の調整もしやすく見た目的にも美しい“空薫”をおすすめします。
空薫とは、香木や樹脂を直接燃やすのではなく、炭の熱で温めて香りを立たせる伝統的な焚き方です。
フランキンセンスの透明感ある香りを最も自然に楽しめる方法とされています。
[用意するもの]
・ベンゾイン(安息香)樹脂
・香炉(耐熱容器)
・香炉灰 または 砂
・インセンス用炭(チャコール)
・ピンセット or トング
・ライター/マッチ
[手順]
① 香炉を準備する
香炉の中に灰または砂を入れ、炭を置く土台を作ります。
熱が直接容器に伝わらないようにするための工程です。
② 炭に火をつける
インセンス炭の角に火をつけ、全体が白くなるまでしっかり着火させます。
煙が落ち着き、赤く熱を帯びた状態になればOK。
③ 樹脂をのせる
炭の上にベンゾインの粒を1粒のせます。
数秒〜数十秒で樹脂が温まり、白い煙とともに香りが広がります。
④ 香りを調整する
強い → 粒を小さくする/灰をかぶせて温度を下げる/炭から遠ざける
弱い → 粒を追加/炭を新しくする
[安全ポイント]
必ず耐熱容器を使用し、火の近くを離れない。
使用後の炭は完全に消火します。
必ず換気しながら行い、気分が悪くなったら使用を直ちに中止し医療機関へ受診してください。
[炭を使わない簡易方法]
・アロマウォーマーで温める
・電気香炉を使う
・アルミ皿を敷いて直火を弱める
煙を抑えながら香りを楽しみたい場合に向いています。
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